短角牛ってどんな牛?

赤茶色の毛色から「赤べこ」の愛称で親しまれてきた短角牛。正式名称は、日本短角種と言います。

かつて三陸で、沿岸と内陸との物資輸送に使われていた南部牛と、明治以降輸入されたショートホーン種を交配、品質改良の末に誕生しました。

 

 

1%しかいない希少種

現在、市場での短角牛の流通量は、国内の肉用牛の1%程度しかありません。

その歴史、希少性から、食の世界遺産と言われる「味の箱舟」の認定を受けています。

(日本初の認定となる伝統食材9品目に含まれ、肉食品で唯一選ばれています。)

ヘルシーな赤身肉

短角牛は、“カルニチン”という脂肪を分解する酵素を多く含む、赤身の多い肉です。

この、短角牛に豊富に含まれる“カルニチン”は、脂質をエネルギーに変換するときに必要な成分で、不足すると、脂肪酸は、そのまま体脂肪として蓄積されます。つまり、短角牛に多く含まれるカルニチンは、脂肪燃焼をサポートしてくれます。

 

さらに、赤身肉、特に牛肉の赤身には、体内に吸収されやすい「ヘム鉄」が豊富に含まれており、「ヘム鉄」は植物に含まれる鉄分の「非ヘム鉄」に比べ、5~10倍も吸収率がよいという特徴があります。

脂肪燃焼をサポートしてくれる短角牛肉は、基礎代謝が落ちてきたミドルエイジにも、ダイエット(食事法)が気になる方にも、おススメしたいお肉です。 食べ過ぎには気を付けましょう!
 

 

短角牛の肉質

霜降り肉など、脂肪分を多く含む黒毛和牛に対して、短角牛は赤身のため、熟成に向いています。熟成肉は、旨味成分アミノ酸が増すことで、噛むほどに、肉本来の「旨味」があふれ出すところが魅力です。のびのび舎では、自然に近い環境を再現した「自然熟成」を行ったのちに出荷しています。

その味は、もともと脂肪分の少ない赤身の肉を好むイタリアンやフレンチのシェフから高い評価を受けています。

さらに、近年、脂肪分よりもヘルシーな赤味を好む方が増え、黒毛和牛にも劣らない評価を受けてきています。

 

よく耳にする”A5”などと評価される牛肉の格付は、いかに霜降りが入っているかを評価する「霜降り和牛向け」の基準です。その基準に短角牛の肉をそのまま当てはめるとB2など低く評価されます。

また、“白い脂”が上質とされ、“黄色い脂”の短角牛の評価は低くなりますが、穀物飼料に頼らず、自然の中で放牧され、牛本来の食べ物である草を食べていると、脂肪は“黄色く”なるのです。

 

私たちは、市場の基準に合わせて飼育するのではなく、自然で健康にのびのびと牛を育てることを第一に考えています。健康に育った牛の、脂の旨みもご堪能いただければ幸いです。

なぜ数頭しか飼育しないの?

無から有を生み出す

できるだけ生かした飼育をするために、飼育できる頭数は限りがあります。

 

限られた敷地の中、できるだけ牛本来の姿で飼育できる環境を作る。

すべて北海道産で、できるだけ地域から、納得のいく飼料しか与えない。

自分たちで加工して、販売する。

 

という私たちのスタイルで飼育できる頭数には限りがあります。

 

無理な拡大によって、大切なコトを見失わないよう数頭に限定して飼育しています。

北海道旭川市東旭川町豊田587
代表 吉川貴史 
Tel  090-6021-8732   
E-mail nobinobisya@gmail.com